「それほど洋服の数も多くないのに、なぜかクローゼットにモノが収まりきらない」
「いつもクローゼットの中で探し物をしている」
そんなことありませんか?
それは、クローゼットのスペースを有効活用できていないことが原因です。
今回はクローゼットの使い方を知って、すっきり収まるクローゼットの有効活用法をご紹介します!
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クローゼットは上段・中段・下段の3分割で考える
クローゼットの中を上・中・下段の3分割で考えて、それぞれに何を収納するのかを紹介します。
上段
出し入れする頻度が低いモノ
クローゼットの上段は、上を見て手を伸ばしてモノを出し入れする場所なので、それを毎回やることを考えると、ここは普段出し入れする頻度が低いモノを置くスペースにします。
使う頻度が低くて尚且つ軽いモノにすれば、いざ取り出すときもそれほど力仕事にならずに済みます。
クローゼットに棚も何も付いてなくて、ハンガー掛けの竿が1本付いているだけのクローゼットもあると思います。
そういう場合も100均などで売られている突っ張り棒を2本、収納ケースなどが縦に乗せられるくらいの幅を取って奥と手前側に取り付ければ、即席棚の出来上がりです。
中段
出し入れする頻度が高いモノ
クローゼットの中段は、一番使用頻度が高いモノを収納するスペースです。
目線はまっすぐ、手もそれほど延ばさなくてすぐ出し入れができる場所ですね。
普段お仕事などで使うスーツや、ちょっとお出掛けのときに着る服などメインの服を入れましょう。
その際、できるだけ服の長さを短いモノから長いモノに並べて吊るすようにします。
例えば、右から短い服、真ん中に腰までの長さの服、左側は膝が隠れる位の長さの服とすれば、全体の服の裾が斜めのラインになりますね。
見た目の統一感と、下段に置くモノの置き方がこれで決まってきます。
下段
出し入れする頻度がそれなりのモノ
クローゼットの下段は中断に入れたモノほど使わないけど、それなりに頻度はあるというモノを収納します。
ここは、中断に吊るした服の長さなどによってデッドスペースができやすい場所です。
このスペースを埋めるには、同じ大きさや色で統一した収納ケースを置いて、デッドスペースを埋めてしまいましょう。
クローゼットの奥行や中段に吊るした服の大体の裾までの高さを図って、それに合う収納ケースを選ぶようにします。
中段で紹介した服の長さの吊るし方だと、向かって右側に比較的高いスペースができるので、ここは収納ケースを2段又は3段などにして置いて、左側は1段や2段だけにすると綺麗ですよね?
クローゼットの壁面も有効活用
意外と見落としがちなのが、クローゼットの壁です。
ここは賃貸などの場合、壁に穴を開けられないこともあって活用しにくい場所です。
ここに小物類などを自由に掛けることができる、パンチングボードを使います。
穴がたくさん空いているので、そこにフックを引っかけてショルダーバッグやネクタイ掛け、服を掛けたハンガーも吊るせます。
クローゼットの扉の裏や全面も使える
ここも見落としがちな活用スペースです。
クローゼットの扉が観音開きになるタイプなら、そのドアの裏もパンチングボードなどを付ければ小物類を引っかける場所になりますね。
扉の全面も、見せる収納としてネクタイとかベルト、帽子などすぐ取って持っていけるモノを引っかけておけます。
クローゼットは収納スペースに合った収納量にする
無理やり詰め込むのではなく、きちんと入る量だけ入れるように心掛けましょう。
入らないのに必要以上に入れない、買わないようにすればお財布も心もすっきりします。
クローゼットに納まりきらないのは、意外といらないモノが半分くらい締めていることもあります。
整理したいと思ったら、その時を機会に思い切って整理してみてください。
きっとあったことさえ忘れていたものが出てきます。
最初から収納グッズを購入するのではなく、まずはそうした「いらないモノ」を整理してからやれば、収納グッズはそれほど必要なかったりしますよ。
クローゼットは本当に必要なモノだけ収納しよう
クローゼットの中をすっきり収納したいときは、まずは中にあるモノを全部出してクローゼットの中を空にしましょう。
そして、本当に必要なモノだけを収納します。
これだけでも意外と、収まりきらないと思っていたクローゼットが広々していたことに気付くかも知れません。
時間のあるときに一度やってみてくださいね。