意外と知らない方が多い、粗大ごみ・大型ごみの処分方法。
実は色んな処分の仕方があるんです。
この記事では、粗大ごみ・大型ごみの処分方法や、捨てる準備と手順などご紹介したいと思います。
ゴミを捨てるときの注意点もありますので、参考にしていただけると幸いです。
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粗大ごみ・大型ごみの捨て方と手順
粗大ごみ・大型ごみを捨てる時の手順
用意しておくもの
- 処分品の大きさやデザインを控えたメモ紙
- ガムテープ(引き出しなどある時)
- スズランテープ(カーペットなどを捨てる時)
- 処理手数料シール(金額が確定してから用意)
手順1
粗大ごみ・大型ごみ収集センターに、収集依頼の連絡をします。
その際に、住所・氏名・収集する処分品の大きさやデザインなど聞かれますので、答えられるようにしておきましょう。
リサイクル出来る状態のものでれば、リサイクル収集でと伝えます。(手数料は、粗大ゴミもリサイクル収集も同額です。)
収集品に応じた処理手数料が伝えられますので、金額を控えておくと後から役に立ちますよ。
さらに、収集日や収集場所などもこの時に決めます。
手順2
指定された金額の処理手数料シールを、コンビニ・スーパー・ドラッグストア・ホームセンターなどで購入しましょう。
金額を控えた用紙があると、金額を間違えることがないので安心です。
リサイクル収集にした場合は、処理手数料シールに大きく『リ』と記入します。
手順3
引き出しのあるものは、ガムテープなどで開かないように閉じておきましょう。
カーペットなどは、丸めるか折りたたむかしてから、スズランテープやガムテープで固定します。
収集品の見やすい位置に処理手数料シールを貼り、収集日に指定の場所に出して完了です。
粗大ごみ・大型ごみの処分手数料
粗大ごみ・大型ごみとして、比較的よく出るアイテムをピックアップしています。
また、料金は各自治体によって異なりますので、お住まいの地域の自治体ホームページまたは、配布されている冊子をご確認ください。
椅子
- 応接用で一人用のもの:500円
- 応接用で二人以上のもの:900円
- 応接用以外のもの・パイプ椅子:200円
衣装ケース
- プラスチック製収納ケース:200円
オルガン
- 電子オルガン:1,300円
- 電子オルガン以外:900円
カーペット
- 広さ3畳以下のもの:200円
- 広さ3畳を超えるもの:500円
ガスコンロ
- ガスコンロ・クッキングヒーター:500円
カラーボックス
- カラーボックス・電話台:200円
空気清浄機・加湿器・除湿器
- 空気清浄機・加湿器・除湿器:200円
子供用遊具類
ベビーカー・幼児用三輪車・ジャングルジムなど:200円
ブランコ・すべり台:500円
ゴルフ用品
- 単品・一式共に:200円
サイドボード
- 幅が1m未満のもの:500円
- 幅が1m以上のもの:1,300円
自転車
- 自転車・作業用台車:500円
ストーブ
- 据置型のもの:500円
- 据置型以外のもの:200円
タンス
- 高さが1m未満のもの:500円
- 高さが1m以上のもの:1,300円
机(木製・スチール製)
- 両そでのもの:1,300円
- 両そで以外のもの:900円
※両そでとは、両側に引き出しのついているデザインを指します。
テーブル
- 最大の辺または径が1m未満のもの:200円
- 最大の辺または径が1m以上のもの:500円
テレビ台
- テレビ台:500円
電子レンジ
- 電子レンジ:500円
戸棚(食器棚・本棚)
- 高さが1m未満のもの:500円
- 高さが1m以上のもの:900円
ドレッサー
- ドレッサー・鏡台・スタンドミラー:500円
布団
- 布団(3枚まで):200円
ベッド
- シングル・セミダブル:500円
- ダブル:900円
- リクライニング機能付き:1,300円
ベッドマットレス
- スプリング付きのもの:1,800円
- スプリングのないもの:200円
マッサージ機
- いす型のもの:900円
- いす型以外のもの:500円
物干し
- 室内用物干し:200円
- 物干しざお(4本につき):200円
不用品回収業者に依頼して手軽に処分
不用品回収業者に頼むのも、意外と便利な処分方法です。
大きな処分品は、持ち運ぶのも一苦労ですよね。
そんなときも不用品回収業者なら、家まで来てくれるので運ぶ手間を省くことができます。
不用品回収業者に依頼となると、処分品もたくさんないといけないんじゃないか、処分するものそんなにないし…。
と心配される方もいらっしゃると思いますが、単品回収も行ってくれる業者がほとんどなので、安心してくださいね!
また、買い取りしてもらえるものであれば、収集費用から買取価格が差し引かれますので、処分費用を安く抑えられる場合もあります。
無許可の回収業者や悪質業者に要注意!
このような業者は、無許可で収集をしている可能性があるので気を付けましょう。
- 街中を大音量で巡回
- 空き地で回収
- 事業所の所在地がわからない
無料回収をうたっている業者の中には、収集や処分を無許可で行っているところがあります。
無許可の業者で回収された廃棄物は、不法投棄されたり、不適切な管理で火災が発生するケースも報告されています。
長年問題になっているので、ご存知の方も多いかも知れませんね。
また、はじめは無料と言っておきながら、荷物を積み込んだ後に高額の請求をされるなどのトラブルも発生しています。
無料という言葉につい惹きつけられてしまいますが、自分の身を守るためにも、安心できる業者を選びましょう。
おすすめの比較サイト
リサイクルショップに売ってお得に処分
リサイクルショップは、手軽・お得・スピーディーに処分出来るおすすめの方法です。
無印良品などは人気があるので、比較的高い値がつくことも。
持ち込むショップや処分品の状態、使用年数によって大きく買取価格は代わりますが、処分費用をかけずに手放すことが出来るだけでもラッキー!
業者によっては、買い取り強化品目などもありますので、チェックしてみるのもおすすめですよ。
粗大ごみ・大型ごみを捨てる時の注意点
家電4品目
テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機・エアコン・パソコンは、家電リサイクル法により、粗大ごみ・大型ごみでは処分する事が出来ません。
販売店や家電メーカーがリサイクルする仕組みになっています。
処理手数料シール
処理手数料シールは、自治体が変わると使用することが出来なくなります。
引っ越し先で処分する時など気を付けましょう。
粗大ごみ・大型ごみはルールを守って処分しましょう
粗大ごみ・大型ごみは、燃えるごみ・燃えないごみとはまた違った処分方法となっています。
適当にゴミステーションに出してしまうと、収集してもらえないまま数日放置される可能性もあります。
そうなると、近隣の方に迷惑をかけてしまうことにもなりかねませんので、ルールはきちんと守って処分しましょう。
いくつか処分方法をご紹介させていただきましたが、ぜひ粗大ごみ・大型ごみを捨てる時の参考にしてみてくださいね。