断捨離に関心が高まってから、ネットや書籍でも断捨離に関しての情報が多く出回っています。
始めるまでに時間が掛かる人もいますが、とにかく始めないと何も変わらないので、「断捨離したい!」と思ったら実行あるのみです。
心構えとしては「いっぺんにやろうとしない」「場所を限定してやる」「少しずつ継続していく」というスタンスで良いと思います。
大事なのはとにかく始めてみることです。
そんな中、断捨離をして成功した人もいれば失敗だったという人もいます。
ここからは実際の成功例と失敗例をご紹介していきますので、ぜひ自分に合った断捨離を見つけてくださいね。
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断捨離の初めの一歩
断捨離の初めの一歩は「とにかく始めてみる」ことです。
実は、ここの段階がなかなかの人が多いんです。
そう、なかなか始めない。なぜか?
- めんどくさい
- 何から始めていいか分からない
- 断捨離する時間がない
- 時間が掛かる
- また使うかも
人により理由はさまざまですが、大体こんな感じです。
「めんどくさい」はまだ素直で良いですが、「時間がない」とか「また使うかも」は完全に言い訳ですよね?
実はこれ、断捨離を始める前の私の姿です。
しかし、ここを突破したのは割とちょっとしたことがきっかけでした。
断捨離は意外と簡単に始められる
それは「家事をしながら捨てた」これだけなんです。
料理しながら、洗い物しながら、食器の片付けしながら、いつまでも使わずにそのままになっていた調味料を使い切って捨てました。
そして、食器の片付けをしながら長い間使用していなかった食器を捨てました。
「いつまでも残ってるな、これずっと使ってないな」と、いつも思っていた物がふと気になったんですね。
思ったときにやらないと、またずっとこのままだなと思って全部捨てることにしたのです。
これが、断捨離の成功のきっかけとなりました。
断捨離の成功例と失敗例を私の経験も踏まえ、一般的によく聞かれるお話も含めてまとめてみました。
断捨離の成功例
断捨離を成功させるためには、いっぺんにやろうとせずに毎日少しずつの積み重ねで成功させる力を付けることができると思います。
ここでは、断捨離で成功した例をご紹介します。
①ながら断捨離
毎日の家事をしながら、「いつまでもあるな」「もう使わないだろうな」と思ったものは、思ったそばからすぐ捨てる。
ここをやらないから、いつまでも使わないものが残ってしまうのです。
毎日の生活の中で、キッチンやお風呂場、トイレ、玄関など、用事で行くところすべてで「いらない物はすぐ捨てる、ながら断捨離」を心掛けてみてください。
②1日1個断捨離
断捨離を始めるというと無意識に身構えてしまうかも知れませんね。
そんな方は、基準を下げると始めやすくなります。
まずは、何か1つでも「これはいらない!」とはっきり判断できるものを捨ててみてください。
いつまでも置きっぱなし・入れっぱなしになっている物ありますよね?
「1日1個捨てる」と決めて、日々気になっている物を見直してみてください。
③週1、月1ペースで断捨離
お仕事などで、日々断捨離をするのが難しい場合の方法です。
例えば普段は仕事で家にいない人の場合、週末の休みの日を利用して洗濯や掃除をまとめてやりますよね?
そんな方は、週末のお掃除に断捨離を組み込んでみましょう。
ながら断捨離から始めると、楽に進められますよ。
毎週が苦痛なら月1ペースでもいいので、まずはやってみましょう!
断捨離の失敗例
断捨離を実行して部屋もすっきりしてくると断捨離を成功したようなものですが、あとになって具合が悪いことになるケースもあります。
よくあるケースは以下のようなものです。
・断捨離の中毒に
・家族の物まで捨てて喧嘩に
心当たりがある人も多いのではないでしょうか?
焦らなくて良いので、家族で確かめ合いながらやってみてくださいね。
①断捨離の中毒に
部屋がスッキリすると気持ちが良いので、その状態をキープしたくなりますね。
余計な物を増やさないように注意するようになるので、それが断捨離の醍醐味でもある訳です。
しかし余計な物を増やしたくないあまり、過剰に物を捨てるようになる現象に陥る人もいます。
例えば人から旅行のお土産や誕生日のプレゼントなど普通なら貰って嬉しいはずのものが、断捨離にハマると貰い物がストレスになるのです。
物が増えることに異常にストレスを感じ、「あげる」と言われると「いらない!」と突っぱねてしまいたい衝動に駆られるなど、こうなってくると正に一種の中毒ですよね。
②家族の物まで捨てて喧嘩に
断捨離で一番やってはいけないことの1つは、家族の物まで捨てるということです。
自分が見て「いらないでしょ?」と思う物でも、所有している当人にとってはとても大事な物だったりします。
自分にもそういうものはあるはずなんですね。
人に絶対触られたくない大事な物が・・・。
断捨離するときは、1人でやらずに家族と一緒に少しずつやるようにしましょう。
自分の持ち物は自分で捨てるかどうか判断すること。
人に任せたりはしないようにすれば、あまり失敗はしないものです。
断捨離を失敗しないための秘策
断捨離を失敗しないためには、次のことを意識してみてください。
・収納棚や収納ケースは買わない
断捨離して必要なものだけを収納するようになると、収納棚や収納ケースが余ることがあります。
空いたスペースをうまく活用できれば良いのですが物がなくなって部屋がスッキリしたので、逆に空きスペースを埋めたくなってまた物を買うなんてことになる可能性もあります。
そうなるとすぐ元に戻ってしまうので、どうしても空きスペースの活用ができないなら思い切って収納グッズも捨てましょう。
・使わないでそのままになっていた物は使わずに捨てる
特にメイク用品によく使わないままになっていることがあると思います。
新しい状態のまま捨てるのももったいないので使い切ってから捨てようとするかも知れませんが、今まで使わなくても困らなかった訳ですから今さら使い切ろうとしないで、潔くリサイクルショップに出すか捨てるかした方が手っ取り早いです。
使い切ろうとしても途中で使わなくなる可能性が高いので、中途半端な残量だとリサイクルショップでも買ってくれません。
結局捨てることになるので、さっさと捨てましょう。
・思い出の物は、写真に撮ってから捨てる
捨てがたい物の1つにアルバムや日記帳、過去の手帳、子どもの工作などがあります。
捨てるのが忍びなくなると思いますが、取っておいて収納場所に困るなら写真に撮ってパソコンで管理するようにすれば、
場所を取りません。手帳は人に見られて困る情報だけ切り取って捨てましょう。
断捨離は必要なものだけで失敗しない
断捨離の本来の目的である「不要なものを増やすのを断ち、不要なものは捨て、物への執着から離れる」これができればまず失敗はありません。
必要なものを見極める目を、日々の断捨離の中で養っていけばいいと思います。
途中で失敗もあるかも知れませんが、逆に言えば失敗から成功のカギを見つけることもあります。
まずは初めてみてくださいね。