最近、断捨離についておうち時間が増えたことにより関心が高まってきました。
でも、いざ断捨離を始めようとすると「何から手を付けていいか分からない!」ということありますよね?
とりあえずと始めてみても、探していたものや懐かしいものが出てくると、いつの間にか思い出に浸ってしまう…という人も少なくないでしょう。
そこでここでは、断捨離の基本をご紹介していきます。
そもそも断捨離とはなんなのか?上手に始めるコツなど、失敗しない断捨離の進め方などを紹介していきます。
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そもそも断捨離ってなに?断捨離の語源
「断捨離」とは、
・「断」=「断つ」:必要なもの以外は増やすことを断つ。
・「捨」=「捨てる」:不要なものは捨てる。
・「離」=「離れる」:物に対する執着から離れる。
以上の3つの意味を合わせたのが「断捨離」です。
本当に必要と思うもの以外は残さないのが重要なポイント。
でも、意外とこれが難しいんですよね。
次の項目では、断捨離をスムーズに行うための上手なやり方とコツを見ていきましょう。
断捨離を上手に始めるやり方とコツ
何から始めるにしても、まず片付けようと思ったところがあれば、そこでゴソゴソしていてもなかなか終わりません。
まずはそこにあるものを一旦全部出してしまうことから始めます。
断捨離の手順は以下の通りです。
- 物を全部出す
- いる物、いらない物に分ける
- 捨てる
- 収納
大きく分けると以上の4つになります。
それでは1つ1つ、詳しく解説していきますね。
手順①物を全部出す
物を全部出すといっても、ここで注意してほしいのは家の中の物全部ということではありません。
まずは服なら服から、食器なら食器からというふうにカテゴリー別にやっていくことです。
キッチン用品・ファッション・コスメ類・子供の玩具などの小物類などに分けます。
その中で一番物が増えて困っているものを選んでから始めます。
特に衣類などは、もう何年も着ていない服がいつまでもクローゼットを占領していたりしませんか?
日頃から「これ、なんとかしなきゃなぁ」と思いながら素通りしてたものから始めると、終わったときスッキリしますよ。
手順②いる物、いらない物に分ける
大き目の段ボールを用意して「いる物」「いらない物」など、書き方は自由でいいので分かりやすくしておきます。
あまり考えないで、1つ1つパッと見て「あまり着てないな」「もう時代遅れか」など感じるものはいらない物の箱に入れます。
パッと見た目の第一印象に従う方が、意外と失敗がありません。
「あ、これまだあったんだ!懐かしいー」とか「これ、子供が小さいとき着てた!」など、ついつい「思い出鑑賞会」になってしまいがちですが、片付けることに意識を集中させましょう。
手順③捨てる
いよいよ捨てる段階に入りますが、このとき気を付けてほしいことがあります。
分類が終わったものを、もう一度見てしまうのはNG。ここすごく重要です!
どうしても、捨てる段階になると急に名残惜しくなったりするものです。
でも、その気持ちからまた見てしまうと「ん~…やっぱりまだ着れるし残しとこうかな」となってしまいます。
そうなると「これもデザインそれ程古くないしまだ着れるよね?」と、次から次へと捨てられなくなり、気が付けば捨てる物がない!という状況に。
断捨離が捨てる段階でつまづくことが多いのは、このように物への執着が出てしまうからなんです。
捨てるときはこの執着を断たなければいけません。
断捨離の一番最初の「断」=「断つ」ですね。
ここさえ通り抜けることができれば、もう断捨離は成功したも同然です。
手順④収納
収納するときは、ただ空いたスペースにポンポン入れていくのではなく、色や形・夏物と冬物・トップス・ボトムスなど分かりやすく収納しておきましょう。
収納ケースがある場合は、入れたものの名前を書いて貼っておきます。
ベルトやネクタイ、帽子などの小物類も収納ケース棚の上など分かりやすく定位置を決めましょう。
小物類はケースの中に仕舞い込むより、見える位置に飾るように置いておくとまとまり感があって良いですよ。
捨てるか残すか迷ったときの対処法
期限付き思い出BOX
もしどうしても捨てるか残しておくか迷ったら、とりあえず「キープ」の箱を用意しておいても良いですね。
思い出があるものもあるでしょうから「思い出BOX」とでも名付けてとりあえずその箱に入れておきます。
しかし、思い出BOXに入れておく期間は最長でも1ヶ月をメドに最終判断をしてください。
期間を設けておかないと、結局そのまま放置状態になってしまいます。
そしていつの間にか、また新たに買った物に埋もれてしまうことにもなるので、見えるところに置いて意識しておきましょう。
捨てるには勿体ないものは売る
また、いらないけれど捨てるには勿体ないというものもあると思います。
その場合は、フリマやリサイクルショップ、ネットオークションなどに出す方法もあります。
自分にとっていらない物でも、他の人には必要な物になったりもします。
そういう人に引き取ってもらえたら、捨てても悔いはないですよね!
断捨離は断つ・捨てる・離れるを大切に
断捨離の基本として、これまでお伝えしてきた情報をまとめてみました。
断捨離とは 「断」=「断つ」:必要なもの以外は増やすことを断つ。
「捨」=「捨てる」:不要なものは捨てる。
「離」=「離れる」:物に対する執着から離れる。
断捨離の上手なやり方やコツ
①物を全部出す:いる物といらない物とに分けて箱を作る。
②いる物といらない物に分ける:思い出のあるものは「思い出BOX」を作って1ヶ月で最終判断する。
③捨てる:もう一度見てみることは絶対しない。
④収納:色や形、夏物、冬物、着る物、履く物に分けて整理整頓しながら収納する。
捨てるか迷ったときの対処法:フリマやリサイクルショップ、ネットオークションで必要とする人に売る。
是非、頑張ってみてくださいね!
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