ふわふわで柔らかい使い心地のタオルや、滑らかな手触りのニット。
履き心地のいいボトムスや、優しい肌触りのナイトウエアや下着類。
これらの手触り・肌触りは柔軟剤の効果が大きいので、普段の洗濯には欠かせないという方がい多いですよね。
柔軟剤は正しい使い方をすると、このようにとても嬉しい効果を発揮してくれますが、時にはデメリットが生じることもあります。
そこで、柔軟剤のメリット・デメリットや使う時の注意点などを調べましたので、ご紹介していきますね。
ぜひ、日々のお洗濯の参考にしていただければと思います。
Menu
柔軟剤ってどんな効果があるの?
繊維の表面がコーティングされることで衣類をダメージから守るだけでなく、繊維の表面が滑らかになることで肌触りも良くしてくれます。
また、静電気が起こりにくくなるので、花粉などが衣類に付着するのを防止してくれる効果も。
乾きが早くなったり、消臭・防臭効果も期待できます。
柔軟剤のメリットを教えて!
- 柔らかさが続く
- 静電気が起きにくい
- 消臭・防臭効果がある
- 香りを楽しむことが出来る
柔らかさが続く
繊維がコーティングされることで、繊維同士の滑りが良くなり、摩擦や繊維同士の絡まりが起きにくくなります。
そのため、繊維の一本一本が編目をキープして、ふんわり柔らかく仕上がるんです。
ちなみに、柔軟剤を使わないで洗濯をした時に固く感じるのは、水分子が結合して繊維を固くしてしまうから。
静電気が起きにくい
繊維の表面をコーティングするので、繊維同士が絡まりにくくなり、摩擦による静電気を起きにくくすることが出来ます。
ニットなどの静電気の起きやすい衣類には特におすすめ。
摩擦や静電気が起きにくくなることで、毛玉予防にも繋がります。
消臭・防臭効果がある
柔軟剤は、繊維の表面をコーティングしてくれるので、食べ物やタバコのニオイを寄せ付けない働きをしてくれます。
また、ニオイが移ってしまっても、コーティングの効果で繊維の奥まで染み込まないので、いつまでも嫌なニオイが続くのを防いでくれます。
香りを楽しむことが出来る
柔軟剤の香りは衣類に残りやすいので、お気に入りの香りを纏うことが出来ます。
香水が苦手な方でも、気軽に香りを楽しめるのでおすすめですよ。
柔軟剤の香りは、ほのかに香らせる程度にするのがポイントです。
柔軟剤を使うデメリットってある?
- タオルの吸水力が落ちる
- 肌荒れの原因になる
- 洗濯槽のカビの原因になる
タオルの吸水力が落ちる
ふかふかなタオルを使うために、柔軟剤を使っている方が多いと思います。
ですが、柔軟剤は繊維の表面をコーティングするので、水分自体の吸収力は弱くなってしまうんです。
柔軟剤を使わないと、ごわついたり繊維が固く感じることがありますが、吸収力を求めるなら柔軟剤は使用しない方がおすすめ。
肌荒れの原因になる
柔軟剤の量が多すぎると、すすぎの時に余分な液を落とすことが出来ず、繊維を過剰にコーティングした状態で仕上がります。
その結果、お肌の弱い方は衣類に残った成分によって、肌荒れを引き起こしてしまう可能性があります。
洗濯槽のカビの原因になる
柔軟剤を入れ過ぎてしまうと、柔軟剤の液が残ってしまい、洗濯槽に付着している汚れ部分をコーティングしてしまいます。
それが積み重なると、べたついた汚れがどんどん洗濯槽に溜まりこびりつくことに。
このこびりついた汚れが、やがて洗濯槽のカビの原因になってしまうので、柔軟剤は適量を守って使用しましょう。
柔軟剤を使う時の注意点
柔軟剤は入れすぎないように!
柔軟剤を入れすぎると、すすぎだけでは落としきれなくなり、衣類に残ってしまうことも。
また、柔軟剤を入れ過ぎてしまうと、洗濯槽にねばついた状態でこびりついてしまい、洗濯槽の汚れの原因になります。
撥水加工などの特殊加工がされた衣類には使用しない
柔軟剤を使うと、特殊加工している上にコーティングをすることになります。
その結果、本来の加工効果を損なってしまうことに。
ストレッチ素材の衣類には使用しない
ストレッチ素材の衣類には柔軟剤を使うと、ストレッチ性が損なわれてしまう可能性があります。
香りが強すぎるものに注意!
敏感肌の方は、香り成分で肌荒れを引き起こす可能性があります。
柔軟剤を変えた時などに肌荒れを起こしている方は、香り成分にも注目してみてくださいね。
柔軟剤を直接洗濯槽に入れない
洗剤と柔軟剤は用途が違うので、同時に入れると効果が発揮できないばかりか、お互いの効果をつぶしあってしまいます。
そのため、洗剤と柔軟剤は、洗濯機の投入口に入れて正しく使いましょう。
こちらの記事のおすすめです♪
柔軟剤を効果的に使いましょう
柔軟剤は効果的に使うと、ふんわり柔らかい肌触りになったり、繊維を摩擦などのダメージから守って長持ちさせてくれる効果が期待できます。
ちょっとしたデメリットはありますが、柔軟剤で得られる効果を考えると、大きなデメリットではないかもしれませんね。
使用方法を守って、衣類やタオル類を快適に使っていきましょう。