季節ごとに絨毯やカーペットを変えている方も多いと思いますが、絨毯は常に人が上を歩くため、どうしても汚れてしまうものですよね。
安物ならいざ知らず、高級カーペットや絨毯は長く愛用したいはずです。
小さいものなら自宅で洗浄することが可能ですが、大きいものは無理な家庭がほとんどかと思います。
絨毯やカーペットはクリーニングに出した方が間違いなく自分の負担が減ります。
実際に店舗に持っていく必要のない、宅配クリーニングがおすすめ!
絨毯やカーペットを取り扱っている宅配クリーニング業者をご紹介します。
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持って行くのが大変な絨毯!そんな時におすすめの宅配クリーニング
リナビス
絨毯・カーペットコースが、3920円(税抜)~となっているリナビス。
電気カーペットにも対応しているので、自宅では洗えなくてお困りの方にもおすすめです。
可能な範囲で、ほつれも直してくれる充実ぶり。
6帖以上のサイズの場合は、事前に問い合わせが必要になりますので気を付けましょう。
白洋舎
絨毯は、熱や湿気がこもりやすく、ダニの繁殖に適した環境。
白洋舎では、ダニ対策として、防ダニ加工をオプションサービスしてくれます。
安全性の高い薬剤を使用しているので、お子様がいるご家庭でも安心!
ネット申し込み後に宅配キットが届くので、簡単に準備を進められます。
有料で保管も行ってくれますよ。
絨毯をホームクリーニングしたい方へ!アドバイス
絨毯やラグマットなどは、自宅でのクリーニングがむずかしい代表的なアイテムです。
なかには掃除機をかける程度のお手入れしかできず、汚れてしまった場合は諦めて買い替えてしまうというご家庭もあるかもしれません。
ペットや小さな子がいるご家庭では絨毯が汚れる頻度も高く、自宅で少しでもきれいにできたらと思う人もいるでしょう。
そこで本記事では絨毯やラグの汚れを自宅できれいにするための方法や、注意点についてお話いたします。
自宅で絨毯をクリーニングしたいと考えているかたや、うまく汚れが落とせず困っているかたは参考にしてみてくださいね。
自宅で汚れや染みを落とすために必要なアイテム
絨毯やラグ、カーペットなどの大物は洗濯機に入らないため、気軽にお洗濯をするというわけにはいきません。
また素材的にも水洗いなどに適していないものも多く、取り扱いには注意が必要です。
では、もしも絨毯やラグに飲み物などをこぼしてしまい、シミがついてしまった場合がどうすればよいのでしょうか。
このような場合はシミのもとになっている汚れの性質に合わせて、部分的に染み抜きを行うと良いでしょう。
部分的に染み抜き処理をすれば、絨毯の素材などを傷めることも少なくすみます。
絨毯の染み抜きのさいに、あると便利なアイテムをいくつか紹介します。
- キッチンペーパー
- 雑巾やタオル数枚
- 中性洗剤(食器洗い洗剤などでOK)
- ぬるま湯(湯桶でも良いですが、霧吹きに入れると便利)
- 歯ブラシやブラシ
油性の汚れや落としにくい汚れの場合は、以下のアイテムもあると便利でしょう。
- 除光液などのアルコール類
中性洗剤でもある程度落とせる場合がありますが、ベンジンや除光液などのアルコール類があると、よりスムーズに落とせるはずです。
自宅クリーニングの仕方が知りたい!
絨毯などに部分的についてしまった汚れやシミなどは、ついている汚れに合わせた方法でクリーニングします。
それぞれパターンに分けて、自宅クリーニングの仕方をお伝えしましょう。
水溶性のシミの場合の手順
果汁やジュース、コーヒーや紅茶、ワインなど、のみのもの多くは水溶性の汚れです。
こうした汚れは比較的簡単に落とせます。
1.水気をとる
飲み物の入ったコップをひっくり返してしまうなど、こぼしてすぐの場合、まずは素早くキッチンペーパーやきれいなタオルで水気を吸い取って取り除くことが大切です。
このときゴシゴシこするとシミ汚れを広げてしまうので、こすってしまわないようやさしく吸い取るようにするのがポイント。
まずは水分の上にキッチンペーパーやタオルを乗せて、自然に吸水するのを待ちます。
ある程度水気が吸い取れたら、きれいなペーパーやタオルでトントンと叩くようにしてふき取るようにしましょう。
2.タオルに中性洗剤をつける
食器洗い洗剤などの中性洗剤をぬるま湯で少し希釈し、タオルにつけて汚れになじませながら落とします。
洗剤をつけたタオルで汚れの部分を、トントンと叩くようにして汚れを取りましょう。
また汚れが乾いて固まってしまっているときなどは、歯ブラシやブラシの先に洗剤液をつけて、トントンと叩いてなじませる方法も効果的です。
ただしこの時はゴシゴシこすらないようにすることが大切です。こすってしまうと、汚れを広げてしまったり絨毯を痛めてしまったりします。
洗浄液と汚れをなじませて浮かせるようなイメージで、トントンと軽くたたくのがきれいに落とすコツです。
3.すすぎ
汚れが落ちてきれいになったら、絨毯に残っている中性洗剤をぬるま湯ですすぎます。
すすぐといっても、お湯をじゃぶじゃぶと直接かけるわけにはいかないので、ぬるま湯を含ませたタオルなどでふき取ります。
4.乾燥させる
絨毯を濡れたままにしておくと、嫌なにおいが発生する原因となります。
乾いたタオルなどでトントンと叩き、水気を吸い取って乾燥させましょう。
毛足の長いラグなどは、ブラシをかけながらドライヤーをかけて乾かすと、よりきれいになります。
繊維の種類によっては熱に弱いものもあるので、熱のあてすぎにはご注意くださいね。
油溶性のシミの場合の手順
油や醤油、マヨネーズなど、べたべたして簡単には取れないのが、油溶性の汚れやシミです。
食器洗い洗剤にも、油を分解させる成分が含まれていますので、水溶性の汚れの落とし方と同様の方法でもある程度は落とせます。
ですがそれでも落ちない場合があるため、心配な時は以下の手順を試してみてください。
1.まずは汚れを取り除く
最初に目立つシミ汚れをざっと取り除きます。
水気の多い汚れの場合は、キッチンペーパーなどに吸わせて取り除きましょう。
粘り気の強い場合は、ペーパーでつまむようにして汚れを取り除き、ゴシゴシこすらないようにするのがポイントです。
ペーパーなどを押し付けても汚れが付かなくなる程度まで、しっかりと水分や汚れを取り除きます。
2.ベンジンや除光液でシミを除去
除光液などをきれいなタオルにしみこませて、汚れの外側から内側に向かって叩きながら汚れを拭き取ります。
このときこすらないようにすることと、内側から外側に移動させないようにすることが大切です。
汚れを伸ばしてしまうことがないよう、「叩いて落とす」ことを意識してくださいね。
※除光液などが使えない素材もあります。その場合はベンジンや除光液を使用しないようにしてください。
※アルコール類を使用する際はゴム手袋などを使用し、手荒れをしないよう対策をしましょう。
3.中性洗剤を薄めた洗剤液でふき取る
食器洗い洗剤(中性洗剤)をぬるま湯に溶かして薄めた洗浄液を作り、タオルにしみこませてから絨毯の汚れた部分をたたきながら拭きます。
このときも、ベンジンや除光液を使ったときと同様、外側から中心へ移動させながら拭くようにします。
シミ汚れが目立たなくなるまで、何度か繰り返し拭きましょう。
4.ぬるま湯ですすぐ
キレイなタオルにぬるま湯を含ませて、中性洗剤をすすぎ落します。
泡立ちがなくなるまで、タオルの面を変えながら繰り返し拭き取りましょう。
5.しっかりと乾かす
最後は絨毯に残った水気を、乾いたタオルなどでしっかりと吸い取ります。
水溶性のシミ汚れを取ったときと同様に、ドライヤーなどを活用して乾かしてもOKです。
頑固な汚れはクリーニングに出すのが得策
自宅で絨毯の汚れを落とすのには、どうしても限界があります。
大きなもののため洗濯機での洗濯ができず、バスルームで水洗いをしたとしても干す場所がないのも問題でしょう。
自分でシミ汚れを落とそうと挑戦してみるものの、うまく落とせないばかりか、絨毯を傷めたり毛並みが悪くなったりしてしまうこともあるかもしれません。
自信がないという場合は、無理をせず宅配クリーニングに任せてしまうのがおすすめです。
困ったときは無理せずクリーニングへ
素足で歩きまわることの多い絨毯などは、汗や皮脂がたっぷりと染み付いています。
宅配クリーニングに任せてしまえば、シミ汚れだけでなく全体をすっきりときれいにクリーニングしてもらえることでしょう。
もちろん自宅まで集荷に来てもらえますので、クリーニング店に運んでいく必要もなし。
新しく買い替えるよりも、ずっとリーズナブルな価格できれいにしてもらえますよ。